昨年12月のフィギュアスケート全日本選手権で2位に入り、平昌五輪出場が決まった坂本花織選手。持ち味のダイナミックなジャンプは、4歳から続けていた習い事で育まれた!?中学3年生まで坂本選手に水泳を指導していた羽谷明美先生(イトマンスイミングスクール神戸御影校)に坂本選手の幼少時代のエピソードや身体能力について聞きました。
坂本選手はどんな生徒でしたか?
小さいころは、心配性なのか慎重なところがありました。プールに入るのを躊躇するような場面もありました。進級を重ねるごとに、自信もついてきたのか負けん気をだしてチャレンジをする印象があります。
イトマン時代の印象的なエピソード
特習クラス(イトマンカリキュラム修了後に泳力向上、泳法を練習するクラス)では、いつもリーダーシップを発揮しながらクラスを引っ張ってくれていました。低学年の生徒たちにも信頼されていて、笑顔で優しく接していました。
イトマンに入会してから卒業するまでで坂本選手が成長した所を教えてください。
何事も諦めない心
臆せずチャレンジする事
自分だけでなく、人を思いやれる優しさ。
身体能力は他の生徒と比べてどうでしたか?
特に何かがすぐれていたという印象はありませんが、伝えたことを自分で考え、実行するパフォーマンス能力は高かった印象があります。
坂本選手が水泳を続けていた理由、フィギュアにどう生かされていると思いますか?
心肺能力を高めることや空間認知能力が鍛えられたためだと思います。後半の演技でもしっかりとしたジャンプを組み入れられるところは水泳を4歳から中学3年生まで続けていた経験が生かされている部分だと思います。
坂本選手に向けて応援メッセージをお願いします。
日本代表おめでとうございます。凄い大舞台に立つことになりますが、持ち前の明るさと笑顔を武器に諦めない心で世界にチャレンジしてください。今の自分を信じて、自分を超えて下さい。