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パリ五輪競泳ページ

8月4日(日)最終日

女子4×100mメドレーリレー 日本チームが5位入賞

競泳日本代表 獲得メダル数
金メダル

0

銀メダル

1

銅メダル

0

松下知之選手 400m個人メドレー銀メダル

更新情報

2024/8/5 大会結果速報 全競技の結果を更新しました!

2024/8/4 大会結果速報(8日目決勝競技)を更新しました!

2024/8/3 大会結果速報(8日目予選競技)を更新しました!

2024/8/3 大会結果速報(7日目決勝競技)を更新しました!

2024/8/2 大会結果速報(7日目予選競技)を更新しました!

2024/8/2  大会結果速報(6日目決勝競技)を更新しました!

2024/8/1  大会結果速報(6日目予選競技)を更新しました!

2024/8/1   大会結果速報(5日目決勝競技)を更新しました!

2024/7/31 大会結果速報(5日目予選競技)を更新しました!

2024/7/30 大会結果速報(4日目決勝競技)を更新しました!

2024/7/30 大会結果速報(4日目予選競技)を更新しました!

2024/7/30 競技別世界ランキング30位までを5種目更新しました!

2024/7/30 大会結果速報(3日目決勝競技)を更新しました!

2024/7/29 大会結果速報(3日目予選競技)を更新しました!

2024/7/29 大会結果速報(2日目決勝競技)を更新しました!

2024/7/28 大会結果速報(2日目予選競技)を更新しました!

2024/7/28 本日(2日日)開催5種目の競技別世界ランキング30位まで追加

2024/7/28 大会結果速報(1日目決勝競技)を更新しました!

2024/7/27 大会結果速報(1日目予選競技)を更新しました!

2024/7/27 個人種目のスタートリストを公開しました

2024/7/27 本日(1日日)開催4種目の競技別世界ランキング30位まで追加

2024/7/24 各選手の情報公開

2024/7/24 応援企画公開

2024/7/24 イトマン選手の意気込み公開

2024/7/10 日本人出場選手公開

2024/7/10 日程・結果公開

2024/7/10 競技別世界ランキング公開

2024/7/10 競泳の基本公開

2024/7/10パリ五輪応援サイト公開

1日目

7月27日(土)

2日目

7月28日(日)

3日目

7月29日(月)

4日目

7月30日(火)

5日目

7月31日(水)

6日目

8月1日(木)

7日目

8月2日(金)

8日目

8月3日(土)

9日目

8月4日(日)

大歓声の中、競泳競技が開幕!


パリオリンピック競泳競技が7月27日(土)にラ・デファンス・アリーナで開幕した。

初日は日本代表から、平井瑞希選手と池江璃花子選手が女子100mバタフライに出場し、ともに準決勝に進出。谷口卓選手が男子100m平泳ぎ、小堀倭加選手が女子400m自由形に出場した。


女子100mバタフライ準決勝で平井選手は全体7位の56秒80で決勝に進出、池江選手は12位となった。


【平井選手100mバタフライ準決勝後コメント】

予選よりタイムを落としてしまって悔しい。目標(タイム)より程遠いので、決勝で修正していきたい。前半はいいタイムだったが、力みがあり後半キツかった。決勝では端っこのレーンだが、力を出し切ってメダルを獲りたい。


【池江選手100mバタフライ準決勝後コメント】

今のレースは正直頑張ってきた分だけ無駄だったのかなというレースだった。最後は勝負の世界なので、勝てなければ意味がない。自分の力を出しきれずに終わってしまった。また4年後リベンジに帰ってきたい。

競泳会場のラ・デファンス・アリーナ


■日本代表選手結果

平井瑞希  女子100mバタフライ

予選  56秒71 2位

準決勝 56秒80 7位


池江璃花子 女子100mバタフライ

予選 57秒82 14位

準決勝 57秒79 12位


谷口卓   男子100m平泳ぎ

予選 1分00秒20 19位


小堀倭加 女子400m自由形

予選 4分08秒02 11位


■決勝競技結果

男子400m自由形

①ルーカス・メルテンス(ドイツ)

 3分41秒78

②エリジャ・ウェニントン(オーストラリア)

 3分42秒21

③キム・ウミン(韓国)

 3分42秒50


女子400m自由形

①アリアン・ティットマス(オーストラリア)

 3分57秒49

②サマー・マッキントッシュ(カナダ)

 3分58秒37

③ケイティ・レデッキー(アメリカ)

 4分00秒86


女子4×100mフリーリレー

①オーストラリア

   3分28秒92 オリンピックレコード

②アメリカ

 3分30秒20

③中国

 3分30秒30


男子4×100mフリーリレー

①アメリカ

 3分09秒28

②オーストラリア

  3分10秒35

③イタリア

 3分10秒70

【銀メダル獲得】松下知之選手 男子400m個人メドレー


男子400m個人メドレー決勝に瀬戸大也選手と松下知之選手が出場。世界記録保持者で地元フランスのレオン・マルシャン選手も出場し、大声援の中レースがスタートした。


最初のバタフライは、マルシャン、瀬戸と世界記録を超えるタイムでターン。背泳ぎ、平泳ぎとマルシャンが後続の選手を寄せ付けない力強い泳ぎを見せる中で2位以下は混戦に。松下がクロールで追い上げ、4分8秒62のベストタイムで銀メダルを獲得した。瀬戸は7位入賞となった。


【松下選手決勝後コメント】

ここに来るまで辛いことが多かったが、頑張ってよかった。すごく嬉しい。持ち味のクロールを生かして、信じて、(オリンピックの)雰囲気を楽しみ夢中で泳いだ。最高の思い出になった。


前日の準決勝7位で通過した平井瑞希選手は女子100mバタフライ決勝に出場。57秒19のタイムで7位入賞となった。


【平井選手準決勝後コメント】

スタート直後に頭に手が当たってしまったのか、ストリームラインをとることができず、失速した状態でレースがはじまり、自分の力を出し切れずに終わってしまった。将来は世界記録を目指したいので、ベストを更新し続けることのできる選手になりたい。



■日本代表選手結果

松下知之  男子400m個人メドレー

  予選  4分11秒18 5位

  決勝  4分08秒62 銀メダル

瀬戸大也  男子400m個人メドレー

  予選  4分10秒92 3位

  決勝  4分11秒78 7位

平井瑞希  女子100mバタフライ

  決勝  57秒19 7位

松元克央  男子200m自由形

  予選  1分46秒23 7位

 準決勝  1分45秒88 8位

鈴木聡美  女子100m平泳ぎ

  予選  1分06秒04 4位

 準決勝  1分06秒90 12位

青木玲緒樹 女子100m平泳ぎ

  予選  1分06秒98 19位

松山陸   男子100m背泳ぎ

  予選  54秒71 31位 


■決勝競技結果

男子400m個人メドレー

①レオン・マルシャン(フランス)  

 4分02秒95 オリンピックレコード

②松下知之

 4分08秒62

③カーソン・フォスター(アメリカ)

 4分08秒66


女子100mバタフライ

①トーリー・ハスク(アメリカ)

 55秒59

②グレッチェン・ウォルシュ(アメリカ)

 55秒63

③チョウ・ウヒ(中国)

 56秒21


男子100m平泳ぎ

①ニコル・マルティネンギ(イタリア)

 59秒03

②ニック・フィンク(アメリカ)

 59秒05

②アダム・ピーティ(イギリス)

 59秒05

谷川亜華葉選手(イトマン近大) 女子400m個人メドレー13位

東京五輪に続き、2大会連続出場の谷川選手が女子400m個人メドレーに出場。4分43秒18のタイムで13位となり、惜しくも決勝進出とはならなかった。


【谷川選手予選後コメント】

結果は出なかったが、練習もやることはできたし、泳ぐ前も頑張るぞと思えて、最近の中では(調子も)よかったので悔いはない。悔しい気持ちはもちろんあるので、インカレ・国体でぶつけるしかない。努力が報われることは一握りの選手だと思うが、ここで出なかっただけなので、出場できたことが今後に活かせると思う。



2大会連続出場の谷川選手(イトマン近大)

谷川選手と同種目に出場した成田実生選手は決勝競技に出場。世界記録を持つ、17歳のマッキントッシュ選手(カナダ)も出場し、ハイレベルなレースの中、6位入賞となった。


【成田選手決勝後コメント】

自己ベストを出してメダル争いを目標にしたが、レースをうまくできなかった。入場した時は会場の雰囲気もこれがオリンピックかと思った。いいレースを周りの選手とできなかった。前半は離されず、後半を上げたかったがうまくいかなかった。この経験は無駄ではないので、悔しい気持ちは次に繋げたい。


男子200m自由形決勝に松元克央選手が出場。前半の100mを4位でターン。後半苦しい展開となり8位入賞となった。


【松元選手決勝後コメント】

この舞台での最高のパフォーマンスができたので、後悔はない。みんなの期待に応えたいという思いもある。前半から積極的にいく練習を信じて泳いだ。泳ぐことができて嬉しい気持ちもあるが悔しい。(東京五輪から)3年間に悔いはない。



■日本代表選手結果

成田実生 女子400m個人メドレー

  予選 4分37秒84 5位

  決勝 4分38秒83 6位

松本克央 男子200m自由形

  決勝 1分46秒26 8位

谷川亜華葉(イトマン近大)女子400m個人メドレー

  予選 4分43秒18 13位


■決勝競技結果

女子400m個人メドレー

①サマー・マッキントッシュ(カナダ)

 4分27秒71

②ケイティ・グライムス(アメリカ)

 4分33秒40

③エマ・ワイアント(アメリカ)

 4分34秒93


男子200m自由形

①ダビド・ポポビッチ(ルーマニア)

 1分44秒72

②マシュー・リチャーズ(イギリス)

 1分44秒74

③ルーク・ホブソン(アメリカ)

 1分44秒79


男子100m背泳ぎ

①トマス・チェッコン(イタリア)

 52秒00

②ジョ・カヨ(中国)

 52秒32

③ライアン・マーフィー(アメリカ)

 52秒39


女子100m平泳ぎ

①タチアナ・スミス(南アメリカ)

 1分05秒28

②トウ・センテイ(中国)

 1分05秒54

③モナ・マクシャリー(アイルランド)

 1分05秒59


女子200m自由形

①モーリー・オキャラハン(オーストラリア)

 1分53秒27 オリンピックレコード

②アリアン・ティットマス(オーストラリア)

 1分53秒81

③ホーフィー・シオブハン・バーナデット(香港)

 1分54秒55


男子4×200mフリーリレー7位入賞!

男子4×200mフリーリレーに柳本幸之介選手(イトマン東京)、松元克央選手、村佐達也選手、眞野秀成選手が出場。予選はイスラエルと同着の8位で決勝に進出。決勝は順位を1つ上げ、7位入賞となった。


【日本チーム決勝後コメント】

村佐:オリンピックの決勝の舞台で、緊張やプレッシャーを感じないのが難しいくらい辛かったが、みんなで(レースを)楽しもうと思い泳いだ。

松元:(リレーチームで)目標が1つになったことで、チーム力が生まれたことを実感できた。とても満足する結果になった。各々がこのチームを引っ張ろうという気持ちがあったからこそ、強くなったと思う。

眞野:盛り上がりがすごい中で、楽しんで泳げたんのでよかったと思う。

柳本:オリンピックの決勝をはじめて泳げて、チームのみんなに感謝している。大事なアンカーを任せてもらえて、もう少しいい泳ぎがしたかったが、4人で楽しんで全力で泳げた。次のオリンピックでは個人でも決勝の舞台に出たい。

フリーリレーアンカーを務めた柳本選手

花車優選手(イトマン東進) 渡辺一平選手 200m平泳ぎ決勝進出!

日本のお家芸である男子200m平泳ぎに花車選手と渡辺選手が、本大会400m個人メドレーで金メダルを獲得した地元フランスのマルシャン選手とともに、準決勝2組に出場。大歓声の中でのレースとなったが、両選手共自分のペースを乱さず、決勝に進出した。


【花車選手準決勝後インタビュー】

準決勝でここまで盛り上がるレースははじめてだったので、嬉しかった。(マルシャン選手は)非常に強いので、そこに惑わされないように自分のレースをしたいと思い、会場の雰囲気も楽しめている。ここまできたらあと1本なので、出し惜しみすることなく、全力で楽しみたいと思う。泳ぎのうまさを活かして、150mまで先行する選手についていって、ラスト50mで逆転したい。

200m平泳ぎ決勝進出 花車選手


緊張で体がすくんだ・・・本多灯選手 200mバタフライ予選突破ならず。

男子200mバタフライ予選に出場した本多選手。前半からタイムが上がらず、予選2組を8位でゴール。全体22位で準決勝に進むことができなかった。

今年2月の世界水泳直前に左足首を捻挫し、痛みのある中で金メダルを獲得。3月の代表選考会で代表権を得て五輪に臨んだ。

5月末のヨーロッパグランプリで1分54秒58、ヨーロッパに向かう直前の6月末の国内大会でも1分54秒68と

強化は順調に進んでいたと思われた中での予選敗退は、オリンピック独特の雰囲気によるプレッシャーがあったのではないか。


■日本代表選手結果

花車優(イトマン東進)男子200m平泳ぎ

  予選 2分10秒35 7位

 準決勝 2分09秒72 7位

本多灯(イトマン東進)男子200mバタフライ

  予選 1分57秒30 22位

寺門弦輝 男子200mバタフライ

  予選 1分55秒82 13位

 準決勝 1分56秒21 15位

渡辺一平 男子200m平泳ぎ

  予選 2分09秒86 5位

 準決勝 2分09秒62 5位


男子4×200mフリーリレー

 柳本幸之介(イトマン東京)松元克央

 村佐達也 眞野秀成

   予選 7分08秒43 8位

   決勝 7分07秒78 7位



■決勝競技結果

女子100m背泳ぎ

①ケイリー・マキュオン(オーストラリア)

 57秒33 オリンピックレコード

②リーガン・スミス(アメリカ)

 57秒66

③キャサリン・バーコフ(アメリカ)

 57秒98

男子800m自由形

①ダニエル・ウィフェン(アイルランド)

 7分38秒19 オリンピックレコード

②ボビー・フィンケ(アメリカ)

 7分38秒75

③グレゴリオ・パルトリニエリ(イタリア)

 7分39秒38


男子4×200mフリーリレー

①イギリス

 6分59秒43

②アメリカ

 7分00秒78

③オーストラリア

 7分01秒98


200m平泳ぎ決勝 花車優(イトマン東進)5位 渡辺一平6位

男子200m平泳ぎ決勝に花車選手と渡辺選手が出場。本大会400m個人メドレー、200mバタフライで2冠のレオン・マルシャン(フランス)も出場した。マルシャンが先行する中、花車、渡辺も前半から果敢に攻めたレースをみせた。花車が2分08秒79で5位、渡辺が2分08秒83で6位入賞となった。マルシャンは3冠を達成。明日4種目目の200m個人メドレーにも出場する。


【花車選手決勝後インタビュー】

準決勝があんまり良くなかったんで、自分にとってはやりにくいコースになってしまったのは自分の責任だが、決勝の舞台で全力を尽くし切れた。ちょっとベストを出していればメダルに届いてたんで、そこはちょっと悔しい。

この1年間、半年はいろんな自分の中で挑戦をしてきて、オリンピックの舞台に立てたのもすごく良かったですし、決勝で戦えたこともすごく良かった。ここまでの自分の歩みとしてはすごく誇らしく思う。

平泳ぎ5位入賞 花車選手

【渡辺選手決勝後インタビュー】

水泳ってまじ難しい。今シーズンすごく好調でずっと流れをキープしていて、五輪に向けて努力してきたつもりだが、タイムがつながらなかった。水泳なのか平泳ぎなのか、めちゃくちゃ奥深い。

8年ぶりの五輪ということで、僕なりに時間を費やして頑張ってきたつもり。今日できるパフォーマンスはすごく出せたかなと思うので、8年前と同様6位だが、よく頑張ったと思う。


女子200m平泳ぎ準決勝に出場した鈴木聡美選手は8位で明日の決勝に進出した。


■日本代表選手結果

花車優(イトマン東進)男子200m平泳ぎ

  決勝 2分08秒79 5位

渡辺一平 男子200m平泳ぎ

  決勝 2分08秒83 6位

鈴木聡美 女子200m平泳ぎ

  予選 2分23秒80 5位

 準決勝 2分23秒54 8位

竹原秀一 男子200m背泳ぎ

  予選 1分57秒23 8位

 準決勝 1分58秒03 15位

三井愛梨 女子200mバタフライ

  予選 2分09秒12 9位

 準決勝 2分08秒71 10位

牧野紘子 女子200mバタフライ

  予選 2分10秒79 15位

 準決勝 2分09秒16 11位


■決勝競技結果

女子100m自由形

①サラ・ショーストロム(スウェーデン)

 52秒16

②トーリー・ハスク(アメリカ)

 52秒29

③シボーン・バーナデット・ホーイ(香港)

 52秒33


男子200mバタフライ

①レオン・マルシャン(フランス)

 1分51秒21 オリンピックレコード

②クリストフ・ミラーク (ハンガリー)

 1分51秒75

③カルン・イリヤ(カナダ)

 1分52秒80


女子1500m自由形

①ケイティ・レデッキー(アメリカ)

 15分30秒02 オリンピックレコード

②シマノ・キルピチニコア(フランス)

 15分40秒35

③イザベル・ゴセ(ドイツ)

 15分41秒16


男子200m平泳ぎ

①レオン・マルシャン(フランス)

 2分05秒85 オリンピックレコード

②ザック・スタブリティクック(オーストラリア)

 2分06秒79

③キャスパー・コルボー(オランダ)

 2分07秒90


男子100m自由形

①ハン・テンラク(中国)

 46秒40 世界新記録

②カイリー・チャルマース(オーストラリア)

 47秒48

③ダビド・ポポビッチ(ルーマニア)

 47秒49


女子200m平泳ぎ決勝 鈴木聡美 4位入賞

2012年ロンドン五輪で200m平泳ぎ銀メダルを獲得した鈴木聡美選手が、同種目の準決勝を8位で通過し8レーンで決勝に臨んだ。最初の50mを4位でターン、その後も中央レーンで泳ぐトップ3に懸命に食らいつき、2分22秒54で4位に入賞した。


【鈴木選手決勝後インタビュー】

正直怖かった。控え場所からなぜ自分なのかという不安があった。200mは苦手意識が強い種目なので、たくさん練習をやってきたので、自信を持っていいはずなのに、心細さが出てきてしまった。

最終的には自分のレースをしなくてはと思い、端のレーンでしっかり泳ぐことができた。最低限、選考会より速く泳ぐという目標は達成できたので、そこは良かったということで、自分に拍手したい。結果をみてみれば、3位まであと少しで、メダルを獲得できなかった悔しさもある。目標としては自己記録の更新を掲げていたので、そこは達成できなかった。ただ、12年ぶりに200mで決勝に残れたことはチャンスでもあり、とても素晴らしい経験ができ、4位まで順位を上げることができた。もう少し狙ってもよかった。目標意識、向上意識も芽生えはじめてきたので、コーチと相談したい。

フリーリレーで1泳を務めた池本選手

女子4×200mフリーリレーでは、池本凪沙選手、(イトマン東京)白井璃緒選手、牧野紘子選手、小堀倭加選手が世界の強豪に挑み、7分59秒10のタイムで13位となった。


池本:1泳を任されていたのでしっかりと自分がいい位置で繋げれたらと思っていたので、積極的にいけたのはよかった。

小堀:自分の持ち味は後半なので、前半はリレーになると行き過ぎてしまう部分があったが、今回はうまく前半を泳げた。

牧野:2人がいい形で繋げてくれたので、なんとか乗ろうと思ったが、少し足を引っ張ってしまったと思う。

白井:どんな形であっても4人で楽しく、雰囲気を味わって泳げたらよいかと話していた。目標は決勝進出で厳しい形になったが、4人で泳いできたことは無駄にはならないと思うので、悔しい思いを次の試合で晴らしたい。


男子200m個人メドレーに出場した瀬戸大也選手は全体5位で明日の決勝に進出した。


■日本代表選手結果

女子4×200mフリーリレー

 池本凪沙(イトマン東京)白井璃緒

 牧野紘子 小堀倭加

   予選 7分59秒10 13位


鈴木聡美 女子200m平泳ぎ

  決勝 2分22秒54 4位

瀬戸大也 男子200m個人メドレー

  予選 1分57秒48 1位

 準決勝 1分56秒59 5位


■決勝競技結果

女子200mバタフライ

①サマー・マッキントッシュ(カナダ)

 2分03秒03 オリンピックレコード

②リーガン・スミス(アメリカ)

 2分03秒84

③チョウ・ウヒ(中国)

 2分05秒09


男子200m背泳ぎ

①ヒューバート・コス(ハンガリー)

 1分54秒26

②アポストロス・クリストゥ(ギリシャ)

 1分54秒82

③ローマン・ミーチェコフ(スイス)

 1分54秒85


女子200m平泳ぎ

①ケイト・ダグラス(アメリカ)

 2分19秒24

②タチアナ・スミス(南アフリカ)

 2分19秒60

③テス・シャウテン(オランダ)

 2分21秒05


女子4×200mフリーリレー

①オーストラリア

 7分38秒08 オリンピックレコード

②アメリカ

 7分40秒86

③中国

 7分42秒34


女子200m個人メドレー 大橋悠依選手(イトマン東進) 12位

女子200m個人メドレー準決勝に大橋悠依選手と松本信歩選手が出場。両選手共決勝進出のために最初のバタフライから果敢に飛び出すも、大橋は2分10秒94で12位、松本は2分11秒85で14位と決勝進出とはならなかった。


【大橋選手準決勝後インタビュー】

(予選から)あまりタイムが上がらなくて、悔しい。夢にみていた有観客のオリンピックを心の底から楽しむことができた。結構よい感じかと思ったが、後半が(体が)重かったがやれることはやったと思う。苦しいことの方が多かったが、ここまでたどり着くことができて、自分自身が選んだ道を誇りに思っているし、周りの方の支えなしではこれなかったので、感謝している。

女子200m個人メドレーに出場した大橋選手

男子200m個人メドレー決勝には瀬戸大也選手が出場。

本大会3冠のレオン・マルシャン(フランス)がオリンピックレコードで金メダルを獲得し、4冠を達成。瀬戸は7位入賞となった。


■日本代表選手結果

大橋悠依(イトマン東進)女子200m個人メドレー

   予選 2分11秒70 14位

  準決勝 2分10秒94 12位

瀬戸大也 男子200m個人メドレー

   決勝 1分57秒21 7位

松本信歩 女子200m個人メドレー

   予選 2分11秒67 13位

  準決勝 2分11秒85 14位

松元克央 男子100mバタフライ

   予選 51秒43 12位

  準決勝 51秒69 15位

水沼尚輝 男子100mバタフライ

   予選 51秒62 15位

  準決勝 51秒08 8位


混合4×100mメドレーリレー

 松山陸 谷口卓

 平井瑞希 池江璃花子

  予選 3分44秒25 8位


■決勝競技結果

男子50m自由形

①キャメロン・マケボイ(オーストラリア)

 21秒25

②ベンジャミン・プラウド(イギリス)

 21秒30

③フローラン・マナドゥ(フランス)

 21秒56


女子200m背泳ぎ

①カイリー・マキオン(オーストラリア)

 2分03秒73 オリンピックレコード

②リーガン・スミス(アメリカ)

 2分04秒26

③ケイリー・マス(カナダ)

 2分05秒57


男子200m個人メドレー

①レオン・マルシャン(フランス)

 1分54秒06 オリンピックレコード

②ダンカン・スコット(イギリス)

 1分55秒31

③オウ・ジュン(中国)

 1分56秒00


男子100mバタフライ 水沼尚輝選手 8位入賞

男子100mバタフライに2022年世界水泳銀メダリストの水沼尚輝選手が出場。51秒11で8位入賞。金メダルはハンガリーのクリストフ・ミラーク選手が49秒90だった。


【水沼選手決勝後インタビュー】

とても楽しく泳げたが、タイムを少し落としてしまったので、そこが今回の反省点。ざわめくような歓声の中でのレースだったので、パリでレースができるということに感謝しながら、声援を自分のものにできたのではないかと思う。22年の世界水泳で銀メダルを獲ってから、なかなか思うように水泳を楽しめない時期があったが、自分自身を疑わないということが大事だったので、その成果が今回の決勝に導いたのだと思う。次は4年後のロス五輪があるので、自分のパフォーマンスをしっかりと出せるような積み重ねをしたい。

混合4×100mメドレーリレー決勝に日本チーム(松山・谷口・平井・池江)が出場。日本は8位入賞。アメリカが3分37秒43の世界新記録で金メダルを獲得した。


■日本代表選手結果

水沼尚輝 男子100mバタフライ

   決勝 51秒11 8位


混合4×100mメドレーリレー

 松山陸 谷口卓

 平井瑞希 池江璃花子

   決勝 3分45秒17 8位


男子4×100mメドレーリレー

 松山陸 谷口卓

 水沼尚輝 松元克央

   予選 3分34秒84 14位


女子4×100mメドレーリレー

 白井璃緒 鈴木聡美

 平井瑞希 池江璃花子

   予選 3分56秒52 5位


■決勝競技結果

男子100mバタフライ

①クリストフ・ミラーク (ハンガリー)

 49秒90

②ジョシュ・リエンド(カナダ)

 49秒99

③イリヤ・カラン(カナダ)

 50秒45


女子200m個人メドレー

①サマー・マッキントッシュ(カナダ)

 2分06秒56 オリンピックレコード

②ケイト・ダグラス(アメリカ)

 2分06秒92

③ケイリー・マキーオン(オーストラリア)

 2分08秒08


女子800m自由形

①ケイティ・レデッキー(アメリカ)

 8分11秒04

②アリアン・ティットマス(オーストラリア)

 8分12秒29

③ペイジ・マッデン(アメリカ)

 8分13秒00


混合4×100mメドレーリレー

①アメリカ

 3分37秒43 世界新記録

②中国

 3分37秒55

③オーストラリア

 3分38秒76


9日間の戦いが終了 女子メドレーリレーは5位入賞


競泳競技最終日の本日は4種目の決勝が行われた。

男子1500m自由形決勝では、アメリカのボビー・フィンケ選手が終始世界記録を更新する脅威的なペースで泳ぎ、14分30秒67の世界新記録を樹立。2012年ロンドン五輪のソン・ヨウ選手の記録を12年ぶりに更新。本大会3種目目の世界新記録となった。


大会最終種目の女子4×100mメドレーリレーに日本チームが出場。3分56秒17で5位入賞となった。同種目でアメリカチームが2位以下を大きく引き離し、3分49秒63の世界新記録で金メダルを獲得した。


■日本代表選手結果

女子4×100mメドレーリレー

 白井璃緒 鈴木聡美

 平井瑞希 池江璃花子

   決勝 3分56秒17 5位




■決勝競技結果

女子50m自由形

①サラ・ショーストロム(スウェーデン)

 23秒71

②メグ・ハリス(オーストラリア)

 23秒97

③チョウ・ウヒ(中国)

 24秒20


男子1500m自由形

①ボビー・フィンケ(アメリカ)

 14分30秒67 世界新記録 12年ぶり

②グレゴリオ・パルトリニエリ(イタリア)

 14分34秒55

③ダニエル・ウィフェン(アイルランド)

 14分39秒63


男子4×100mメドレーリレー

①中国

 3分27秒46

②アメリカ

 3分28秒01

③フランス

 3分28秒38


女子4×100mメドレーリレー

①アメリカ

 3分49秒63 世界新記録

②オーストラリア

 3分53秒11

③中国

 3分53秒23


次回2028年のオリンピックは、アメリカのロサンゼルスでの開催です。


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